韓国野球委員会(KBO)は21日、ソウル道谷洞(ドゴクドン)の野球会館で臨時の規則委員会を開き、パク・ミョンファン(斗山)選手の「キャベツ投球(同選手は19日のハンファ戦で頭を冷ますため帽子の中にキャベツを入れたまま投球した)」について、野球の規則に明示された「異質物」に定義付けた。
規則委は▽異質物は所持できない。ただし、医療行為の場合、医師の処方せんを添え付けた後、KBO総裁から事前の承認を受けなければならない▽試合を妨げず慣例として認めるネックレス・ピアスなどは許す▽相手チームが異質物に抗議する場合、審判が判断する--と結論付けた。
許亀淵(ホ・グヨン)規則委員長は「キャベツ投球が不正投球とかかわりがあるとは判断していないが、それを許す場合、類似の事例が頻発でき、小学生などの模倣が懸念されることから、禁止することを決めた」と説明した。