韓経:これ以上は耐えられない…韓国自動車部品業界に「連鎖倒産」の恐怖
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.05 09:12
韓国の自動車産業を支えてきた部品メーカーなどが連鎖倒産の恐怖に包まれている。現代自動車の1次協力会社であるリハンがワークアウト(企業改善プログラム)に追い込まれたのに続き中堅部品メーカーのダイナメックが最近法定管理(企業再建手続き)を申請するなど大型部品メーカーが相次いで倒れている。自動車産業生態系が根元から揺らいでいるという懸念が大きくなっている。
4日の業界によると中堅自動車部品メーカーのダイナメックは先月末にソウル破産裁判所に法定管理を申請した。大田(テジョン)に本社を置くこの会社はブレーキピストンとギアなどを現代・起亜自動車、BMW、フォルクスワーゲンなどの自動車メーカーに納品している。昨年の売り上げは1161億ウォン、従業員は274人だ。
業界ではリハンに続いでダイナメックが窮地に立たされたことで自動車部品メーカーの「ドミノ倒産」が始まったのではないかと心配している。現代自動車のまた別の1次協力会社であるクンムン産業は法定管理の審査を受けており、韓国GMの1次協力会社のイーウォンソリューテックはすでに法定管理に入った。