朴智星（パク・チソン、３２）がオランダＰＳＶアイントホーフェンにレンタル移籍する。

朴智星の所属事務所ＪＳファウンデーションは６日、「クイーンズ・パーク・レンジャーズ（ＱＰＲ）とアイントホーフェンが契約を終えた。近く球団で正式発表があるだろう」と明らかにした。

先月２８日にアイントホーフェンのメディカルテストを受けてから９日目だ。レンタル期間は１年で、細部契約条件は発表しなかった。朴智星は０５年夏にアイントホーフェンからマンチェスター・ユナイテッド（イングランド）で移籍して以来８年ぶりに古巣に戻ることになった。

アイントホーフェンで朴智星と一緒にプレーしたフィリップ・コクー（４３）は今季、監督デビューする。コクー監督は「朴智星は多才多能な選手。彼の経験がチームに大きく役立つだろう」と期待を表した。朴智星はアイントホーフェンで３シーズン９１試合に出場して１７得点し、２回のリーグ優勝と１回のＦＡカップ優勝に貢献した。

朴智星は遅くとも１８日予定のオランダリーグ第３節に出場する見込みだ。朴智星はチームのリーダーとして若い選手を引っ張らなければならない。

イ・ヨンスＫＢＳ（韓国放送公社）解説委員は「アイントホーフェンは朴智星にとって故郷のようなチーム。選手生活を終えるのに悪くない選択」とし「とにかくより多くの試合に出場することが重要だ。少なくとも２５－３０試合でプレーし、自分の長所を発揮しなければならない」と助言した。

チャン・ジヒョンＳＢＳ　ＥＳＰＮ解説委員は「朴智星の獲得は戦力補強レベルの性格が強いだけに、確実に結果を出さなければいけないという負担がある」と話した。