北の「太平洋上で水爆実験」発言…「ICBM発射実験の名分づくり」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.25 11:18
米ニューヨークタイムズ(NYT)の韓半島(朝鮮半島)専門家デビッド・サンガー記者は22日(現地時間)、「情報当局者によると、北朝鮮は冷戦時代に米国が行った大気圏(高度100キロ)内の核実験の歴史を研究してきた」とし「大気圏の核実験は地下核実験とは次元が違う恐怖感を形成できるという点で北朝鮮が関心を持つ案だ。トランプ政権はこれを防ぐために、ただ傍観するよりも危険で難しい決断を下さなければならないかもしれない」と懸念を表した。
北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相は21日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の「超強硬対応措置」発言について「太平洋上での歴代級水素弾実験になるだろう」と述べた。サンガー記者の言葉のように米国内では李外相の発言を聞き流すことができない脅威として受け止める雰囲気だ。