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現代車、ベントレーのデザイナーを招聘…「ドリームチーム」へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.17 13:07
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ファッション界にカール・ラガーフェルド(元シャネルデザイナー)、ジョン・ガリアーノ(元クリスチャンディオールデザイナー)、クリストファー・ベイリー(バーバリー)のようなスターデザイナーがいるなら、自動車業界にはクリス・バングル(元BMW)、イアン・カラム(ジャガー)がいる。

このようなスターデザイナー招聘に最も熱心なところの一つが現代・起亜車だ。最近は数人のデザイナーを次々と迎え入れ、「人材ブラックホール」と呼ばれている。

 
今回の招聘対象はベントレー外装デザイン総括から現代デザインセンタースタイリング担当常務に移るイ・サンヨプ氏(46)。6月に現代車に合流するイ常務は現代車とジェネシスブランド車両のデザイン戦略・方向性を樹立し、内・外装デザインや色・素材など全領域にわたりデザイン革新を主導する計画だ。現代車側は「(イ常務が)さまざまな最高級車をデザインした経験を基礎に、ジェネシスブランドのデザイン競争力を強化するのに寄与すると期待する」と明らかにした。

イ常務はグローバル自動車業界で最も頭角を現した韓国人スターデザイナーに挙げられる。弘益大彫塑科、米カリフォルニアアートセンターデザイン大自動車デザイン学科を卒業した。1999年にゼネラルモーターズ(GM)に入社してから11年間、米国最高のスポーツカーに挙げられるコルベットをデザインした。映画『トランスフォーマー』に「バンブルビー」として登場したカマロも彼の作品だ。2010年にフォルクスワーゲングループに移り、フォルクスワーゲン・アウディ・ポルシェ・ランボルギーニ・シュコダなど系列会社のブランドデザインを担当した。2012年から最近までは高級車ブランドのベントレーのデザイン総括を引き受けた。ベントレー初のSUV「ベンテイガ」は彼の作品だ。

イ常務を韓国に招聘したのは、デザイン競争力強化に対する鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車副会長(46)の意志も関係している。普段から「自動車競争力の核心はデザイン」と強調してきた鄭副会長が自らイ常務招聘を主導した。これに先立ち鄭副会長の主導で現代デザインセンター長として昨年迎え入れたルク・ドンカーヴォルケ専務(51)がイ常務に合流を提案したという。ドンカーヴォルケ専務は現代車に招聘される直前までベントレーデザイン総括を引き受け、イ常務と長期にわたり息を合わせた。イ常務は「海外で活動する間、現代・起亜車のデザイン革新は新鮮な刺激だったし、韓国人として誇りも感じた」とし「ジェネシスブランドを含む現代車が世界最高の自動車デザインを主導するのに寄与したい」と語った。

現代車は昨年11月、ジェネシスブランドをローンチした後、「人材スカウト」を加速している。自動車業界の技術力が全体的に上がり、デザインが核心競争力に浮上しているからだ。現代車の関係者は「ジェネシスブランドの競争力を短期間に引き上げるには世界最高レベルのデザイン能力から確保する必要がある」と強調した。ドンカーヴォルケ専務はこうした戦略に基づいて昨年末に合流した。ドンカーヴォルケ専務は90年にプジョーのデザイナーとして入社した後、アウディ・シュコダ・セアト・ランボルギーニ・ベントレーを経て各種デザイン賞を受賞したスターデザイナーだ。ベントレーでフライングスパー・ベンテイガを、ランボルギーニでディアブロ・ムルシエルラゴ・ガヤルドなどスーパーカーを次々と出した。

最初に迎えたデザイナーはペーター・シュライヤー現代・起亜車デザイン総括社長(63)だ。シュライヤー社長はフォルクスワーゲン総括デザイナーを務めた2003年、第5世代ゴルフのデザインを主導し、ゴルフをグループ売上高の15%を占める戦略車種に育成した人物だ。シュライヤー氏は2006年に起亜車に合流し、ファミリールックとして「虎の鼻グリル」デザインを主導した。起亜車のデザインレベルを一段階高めたという評価を受けている。

人材招聘はデザイナーだけではない。昨年はアルバート・ビアマン元BMW「M」シリーズ研究所長(59)を現代車高性能車「N」ブランド総括副社長として迎えた。ビアマン氏は83年にBMWに入社し、約30年間にわたりMシリーズなど高性能車の開発を手掛けてきた。またマンフレッド・フィッツジェラルド元ランボルギーニブランド総括(53)をジェネシス戦略担当としてスカウトした。フィッツジェラルド氏は2006-2011年にランボルギーニのマーケティングを総括し、ランボルギーニの市場掌握力を高めた成果が認められ、現代車に招聘された。

大林大のキム・ピルス教授(自動車学)は「スターデザイナーで『ドリームチーム』を設けただけに、各デザイナーの力がうまく調和して発揮されるよう組織文化を柔軟に導くことが要求される」とし「デザインに劣らないよう基本性能の改善にも力を注がなければいけない」と話した。

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