「金総書記は太陰人、ワイン控えるべき」金容沃氏が特講
先の南北(韓国・北朝鮮)首脳会談当時、特別随行員として平壌(ピョンヤン)を訪問した中央(チュンアン)日報記者・金容沃(キム・ヨンオク、セミョン大学校碩座教授)氏の特別講演が7日午後8時、公営放送・KBSテレビ(韓国放送公社)第1チャンネルで放映された。「南北首脳会談・特別企画-金容沃の平壌物語」というタイトルのもと、大学生200人を対象に1時間にわたって行なわれた。
今回北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長に初めて会ったという金氏は「四象医学(人間を体質的特性によって太陽人・太陰人・少陽人・少陰人の4タイプに分け、その体質によって病気を診断し治療しようという韓国独特の体質医学)に基づくならば、金委員長は太陰人。ワインを控えるべき」とし講演を始めた。
金氏は圓光(ウォングァン)大・韓医大を卒業した韓方(韓国の漢方医学)医師でもある。同氏は「北朝鮮についての初印象は失望」と打ち明けた。とりわけ「演出された風景」を残念がった。殺到した平壌市民に接した後「この社会をどう受けとめるべきか」について悩んだ、とした。