<インタビュー>ナショナルジオグラフィック「韓国人が韓国人のために作ったコンテンツ」増やす(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.10 15:51
『銃・病原菌・鉄(Guns、Germs、and Steel)』で有名なジャレド・ダイアモンド教授と映画『タイタニック』を手がけたジェームズ・キャメロン監督の間には1つの共通点がある。2人ともナショナルジオグラフィック協会(NGS)の「専属探検家(explorer-in-residence)」の経歴がある。2018年に創立130周年を迎えるNGSは雑誌・テレビチャンネル・単行本・デジタルなどから出る収益を探険と学術研究の後援に使っている。
昨年は世界500件余りのプロジェクトに1200億ウォン(約110億円)以上の研究支援金を出した。後援する分野は冒険、古代世界、動物、環境、社会・文化、宇宙、写真・映画だ。チンパンジーの生態を研究した英国の動物行動学者ジェーン・グドールや、タンザニアでホモ・ハビリスなどの原始人類の化石を発掘した英国の人類学者・考古学者ルイス・リーキー(1903~72)も1万2000件を超えるNGSの研究支援対象に含まれている。北極点を発見したロバート・ピアリー、インカ帝国のマチュ・ピチュ遺跡を発掘したハイラム・ビンガム、タイタニック号を発見したロバート・バラードもNGS探検家だった。