自動車16%・デパート14%売上増…消費がMERS以前に回復=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.09 13:42
消費が中東呼吸器症候群(MERS)拡散事態以前のレベルに回復している。特に9月は自動車の国内販売が好調だった。産業通商資源部と韓国自動車産業協会によると、9月に国内市場で販売された自動車(輸入車含む)は14万9327台と、前年同月比で16.3%増えた。前年同月比の増加率では今年最も高い。9月の自動車販売増加は8月27日からの乗用車個別消費税引き下げ(5%→3.5%)と新車発売のためと分析される。
現代・起亜車側は「アバンテと新型ツーソン、K5ハイブリッドなど新モデルを発売したうえ、個別消費税引き下げ効果も生じている」とし「10-12月期の販売見通しも明るい方だ」と説明した。韓国GMの関係者も「先月の国内販売台数は今年最も多かった」とし「準大型セダンのインパラは来年初めまで注文が確保されているほど」と述べた。輸入車も9月だけで2万4324台売れ、前年同月比37%増となった。最近排ガス不正が明らかになったドイツのフォルクスワーゲンの販売台数(2901台)も前年同月比26.7%増えた。ただ、前月比では7.8%減少した。