韓国KOSPI上昇率、G20国家のうち19位(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.02 13:41
昨年の韓国証券市場の成績表だ。2014年最後の取引日である12月30日、KOSPI(韓国総合株価指数)は1915.59でその一年を締めくくった。2013年閉場日(2011.34)より4.76%下落した。
韓国証券市場はこの1年間、退屈と言えるほどボックス圏のみの動きに終始した。少し上昇したと思ったら悪材料が飛び出してつまづくというのが常だった。上半期に支離滅裂だったKOSPIは、下半期には崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相就任後の景気浮揚に対する期待で上昇の勢いに乗った。韓国政府の企業に対する配当・投資の拡大誘導、不動産の規制緩和、韓国銀行の基準金利引き下げなどで7月には2093台まで上がり2100ライン奪還に向けて秒読み態勢に入ったかと思われた。当時、証券業界ではボックス圏だけにとどまっていたKOSPIの大幅上昇が始まったとの期待が広がり始めていた。