GM「アズテック」は失敗…デザイン10年先を眺めてこそ成功(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.12.09 18:25
「ソナタショック」。先月19日、済州の新羅ホテルで会ったトヨタカムリの副首席エンジニア、仲保俊弘氏はこのように話し始めた。破格的に変わった今回のカムリのデザインが現代ソナタを意識したものかという質問に対してだ。彼の回答は肯定でも否定でもなかった。しかしYFソナタのデザインがトヨタ内で相当な反響を呼んだという点を明らかにした。
彼は「ソナタショックは2009年のYF発売後、トヨタ開発チームの間で広く知られた新造語だった。非常に果敢で、先を進んだデザインだった」と評価した。ところがYFの次世代ソナタのデザインと現在のカムリのデザインは完全に入れ替わった。ソナタはLFに進化しながら急に穏やかなデザインになった。一方、カムリは大幅な部分チェンジで鋭く滑らかな姿になった。自動車業界ではよくあることだ。ある車種がデザインで大きな関心を引けば、同級のライバルが影響を受ける。