【中央時評】「やさしい」従軍慰安婦だとは…(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.01 09:29
もはや私たちは日本語の辞書だけにある従軍慰安婦という偽りの単語を、戦時日本軍性的奴隷に変えなければならない。戦時とは、もちろん日中戦争から太平洋戦争の期間をいう。言葉に日本軍が入らなければならないのは、第2次世界大戦に参加した数多くの軍隊のうち性的奴隷制度を作ったのは日本軍だけだったからだ。性的奴隷というものは▼性の提供が強制され▼住居も収容所に限定された事実上の監禁なので、古代ローマ帝国や近代米国の奴隷よりもさらに自由でなかったからだ。
すでに私たちは戦時日本軍性的奴隷という言葉を使って従軍慰安婦という日本語の直訳を捨てるべきだった。最大被害国民である私たちが戦時日本軍性的奴隷という言葉を創案できなくても、国連をはじめとする米国・欧州諸国で使ったら即時に変えるべきだった。
従軍慰安婦という言葉を使ってはいけないいくつかの理由がある。最初に、従軍慰安婦という日本語は日本だけにある単語だ。当然、清算されなければならない日帝の残滓だ。2番目、従軍といえば従軍記者・従軍作家など自発的に軍隊について移動した人々が思い浮かぶ。当然、自発性を含蓄している。だからこそ捨てなければならない。3番目、韓国の辞典で慰安婦は売春婦だと出ている。売春婦は自発的に性を売る売買の当事者だ。したがって奴隷ではなく自由人だ。