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【取材日記】橋下の妄言の終着点

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.20 10:32
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この数日、日本のテレビに最も多く顔を出したのは橋下徹大阪市長だろう。1週間前に自身がした「慰安婦は必要なものだった」という妄言を収拾するためだ。

しかし彼は最後までこの発言を撤回しない。代わりに巧妙に論点をずらし、矢を「米国」「メディア」に回している。

「当時慰安婦を活用したのは日本が間違っていた。認める。しかし戦場でそうしたのは日本だけか。米国もそうした」「おかしなメディアが私の話の一部だけ取り上げ曲解している」。

 
橋下はもともとそういう政治家だ。自身が窮地に追い込まれると意図的に国民がうなずく「敵」を作り、自分をそれに対抗する闘士のように偽装する。そうして戦況を逆転させる。天賦の素質を持っている。これまで成果もたくさん上げた。

だが、今回は引っかかった。橋下率いる日本維新の会所属の西村慎吾議員が17日の党会議で橋下の妄言に肩入れし「韓国人売春婦がまだ日本にうようよいる」という口にできないような妄言を吐き出したのが決定打だった。

2人の妄言は別の見方をすれば安倍晋三首相が先月22日の「侵略否定」発言に触発されたも同然だ。火を付けたのは安倍なのに火事見物に行った橋下がわなにかかったわけだ。

この1カ月、日本社会は文明国とみるのは難しかった。全国が極右政治家たちが指し示す方向に引きずられるようだった。だが、橋下の妄言が流れを変えた。何より自分たちが立っている方向が誤っているということ、国際社会の呼応を得られないことを、日本社会と普通の日本人たちが自覚することになった。自浄効果だ。メディアも同じだ。おとなしかったテレビニュース進行者が橋下の詭弁に堂々とぶつかる。これまでになかったことだ。大多数の新聞でも歴史認識に対する自省の声が高い。7月の参議院選挙で日本維新の会との選挙協力を論じたみんなの党は19日、「(橋下が)弁解を百万回繰り返しても国民は理解できない」として協力拒否を宣言した。

先週末日本の新聞に掲載された読者投稿を紹介して日本社会のより大きな自省と自浄を期待してみる。「いまや有権者も選挙でもう一度政治家の資質を確認しなければならない。そうでなければ国の信頼と品位までなくすところだ」(46歳主婦)、「(日本に必要なことは)歴史解釈や認識の問題でなく歴史から学ぶ知恵の問題だ」(79歳男性)、「正しい歴史認識とは何だろうか。過去の過ちまで含めたすべてを日本の歴史として認識するのが正しい歴史認識だと考える」(13歳中学生)。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京総局長

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