韓国慶南知事を法廷で拘束 「書き込み操作を支配」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.31 15:20
韓国の金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道(キョンサンナムド)知事(52)が書き込み操作の共犯容疑で30日、有罪宣告を受けて法廷で拘束された。このまま刑が確定すれば知事職も喪失する。2017年大統領選挙の選挙運動過程で「ドルイドキング」キム・ドンウォン氏(50)一党と共謀してNAVER(ネイバー)などポータルサイトの書き込みを操作した容疑に対して裁判所は有罪判断を下した。野党圏では金氏の知事職辞退と文在寅(ムン・ジェイン)大統領の立場表明を求めて政治的な波紋も広がっている。
ソウル中央地方法院刑事32部(部長ソン・チャンホは30日、書き込み操作など業務妨害容疑で起訴された金知事に懲役2年の実刑を宣告して法廷で拘束した。昨年の地方選挙のとき、書き込み操作を通じて選挙運動を行う見返りにドルイドキング一党に公職を提案するなど公職選挙法に違反した容疑に対しては懲役10月・執行猶予2年を宣告した。選出職の公務員は一般刑事事件で禁固以上の刑が確定された場合、失職する。公職選挙法違反の場合、100万ウォン(約9万8000円)以上の罰金刑が出ると当選が無効となる。