「積極的に対応する」と言ったのに…「日本独島わい曲」、韓日中教育相会合の公式議題から外れる(1)

「積極的に対応する」と言ったのに…「日本独島わい曲」、韓日中教育相会合の公式議題から外れる(1)

2018年03月21日08時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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18世紀日本の地理学者・林子平が製作した1802年版大三国之図。朝鮮の部分は黄色、日本の部分は赤色で示してある。拡大した部分は鬱陵島と独島で朝鮮領という解説がつけられている。〔写真提供=ウリムンファカックギ会(私たちの文化を培う会)〕
  ◆21日、韓日中3国教育相会合

  日本政府の全方向的な歴史わい曲作業が加速している中で、韓日教育相が21日、二国間会談を行う。

  日本文部科学省が先月14日、独島(ドクト、日本名・竹島)を「わが国の固有領土」と明示した高校学習指導要領改訂案を発表したことを受け、この会談で金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官が日本の歴史わい曲に対してどのような言及をするのか注目される。

  金氏は今月13日、「日本の学習指導要領を通した独島歴史わい曲に対して、外交部など関係機関と協力して積極的に対応して進めていく方針」と明らかにしていた。歴史わい曲に対し、金氏が言及を避けたり曖昧に言及したりした場合、相当な批判があるものをみられる。

  韓国と日本・中国政府は21日、東京で第2回韓日中教育相会合を開く。この会合は2016年に韓国の主導で創設されて第1回会合をソウルで開催した。金氏は3カ国会合に先立ち、日本の林芳文文科相、中国の陳宝生教育部長らとそれぞれ二国間会談を行う。韓国教育部は20日、「3国間の教育協力をテーマに開かれる今回の会合では、国家間の学生交流や大学教育協力強化などについて話し合う」と明らかにした。

  ◆独島問題は公式議題から除外

  しかし、最近日本政府の組織的歴史わい曲で問題になっている独島問題は公式議題から外された。キム・ヒョンジュ教育部国際教育協力担当官は「教育相会合は懸案やイシューを扱うのではなく、教育協力を強化しようとの趣旨」とし「日本の歴史わい曲問題は議題で扱われる性格の事案ではない」と述べた。「議題にあげるためには3国の事前合意がなされなければならないが、歴史教育問題は事前に議論された主題ではないため」という説明だ。

  その代わり教育部は3カ国会合に先立ち行われる二国間会談で関連問題を扱うことにした。キム担当官は「どのような方法であれ言及はする予定。適切な水準で話ができるように内容を準備している」と述べた。ただし、「二国間会談そのものが非公開のため、まだその内容について明らかにすることはできない。会談が終わった後に公開する」と付け加えた。教育部によると、非公開で行われる二国間会談は対話内容を公開したり記録として残したりすることはない。

  専門家の間からは教育部のこのような対応が非常に安易だったのはないかとの指摘の声も上がっている。前全北大学史学科教授のハ・ウボン氏は「日本は、最近、全児童生徒が『独島=日本の領土』を義務的に学ぶように教育過程を改編した。以前、政治家が妄言を繰り返していたこととは次元が違う。韓国政府が積極的に取り組まなければ日本の青少年はわい曲された歴史を事実だと学ぶことになる」と警鐘を鳴らした。

「積極的に対応する」と言ったのに…「日本独島わい曲」、韓日中教育相会合の公式議題から外れる(2)
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