オリックスの李大浩（イ・デホ、３０）が今季１１号本塁打をマークした。１２試合ぶりに描いたアーチだ。

李大浩は１４日、京セラドーム大阪で行われた横浜との交流戦に４番・一塁手で先発出場した。最初の打席で一発が出た。１回裏、一死一、二塁で打席に入った李大浩は、台湾出身の横浜先発・王溢正の１３５キロのストレートを打ち返した。飛距離１３０メートルで、打球は京セラドームのバックスクリーンに吸い込まれた。先月２８日の横浜戦以来１７日ぶりの本塁打で、李大浩はパリーグ本塁打２位に並んだ。１位の中村剛也（西武）は１３本塁打。これで李大浩は交流戦で本塁打６本となった。

その後の打席ではヒットが出なかった。２回二死一、二塁からは三振、５回は二塁ゴロ、７回は投手ゴロに倒れた。しかしオリックスは逆転を許さず５－４で勝ち、李大浩が決勝打の主人公になった。打率は２割８分５厘。

一方、ヤクルトの林昌勇（イム・チャンヨン、３６）はこの日、宮城スタジアムで行われた楽天戦で３－１とリードした８回裏、二死一、二塁の場面で登板し、代打の岩村明憲を三振に仕留めた。一人の打者を完璧に防いだ林昌勇は今季２ホールド目をマークした。林昌勇は今季７試合で５イニング１／３を投げ、無失点を続けている。