ウォン安ドル高、４日連続上昇…６カ月半で最高値
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 17:45
ウォン安ドル高が４日連続となり、６月以来の最高水準となった。
１９日、ソウル外国為替市場でウォン相場は前取引日の終値より３．０ウォン上昇した１ドル＝１１８６．９ウォンで取り引きを終えた。これは、終値基準で６月１日（１１９３．０ウォン）以来、最も高い水準だ。
最近、ウォン安ドル高が進んでいるのは、米国の基準金利が予想より速いスピードで引き上げられる可能性があるという見通しからだ。
米国基準金利を決める米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の委員は、ことし９月の時点で来年２回ほど利上げが行われると見通した。しかし、今月の会議では３回の引き上げと予想を変えた。
米国の地域連邦準備銀行の総裁らも引き続き、利上げに対する前向きな見方を出している。
リッチモンド連邦準備銀行のジェフリー・ラッカー総裁は、来年に３回以上の利上げが必要かもしれないと述べ、セントルイス連邦準備銀行のジェームズ・ブラード総裁は米大統領選以来、債権の収益率が大幅に上昇したが、これは来年の利上げへの必要性を示唆したものと分析した。