中国人300人が予約キャンセル…チメク列車の運行取りやめ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.28 09:00
「2016大邱チメクフェスティバル」が27日午後7時30分、大邱市(テグシ)の頭流(トゥリュ)公園野球場で開幕したが、中国人観光客向けに今年初めて試みた「チメク観光列車」は結局走ることができなかった。中国人観光客が直前になり大規模に参加を取りやめたことで運行がキャンセルされたためだ。
チメク観光列車は中国人観光客誘致のために大邱チメクフェスティバル組織委員会が今年意欲的に出したプログラムだった。だが目標である1500人を大きく下回る200人余りだけが集まった。組織委はチメク観光列車の運行を取りやめ、中国人観光客200人余りは観光バスで輸送することにした。
チメク観光列車は27日、29日、31日の3回運行する予定だった。8両編成(定員576人)の列車が毎日午後1時にソウル駅を出発し午後5時ごろに大邱(テグ)に到着する。観光客は夜間チメク行事に参加し、翌日に西門(ソムン)市場や東城路(トンソンロ)などを観光した後、午後5時に再びソウルに戻るスケジュールだ。