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「悪党キャラクター、瞳を小さくすればより悪く見える」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.23 17:23
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「趣味が職業だったら…」。会社員なら一度くらいは考えることだ。先月、京畿道盆唐の作業室で会ったイ・ジョンワンさん(41)は「私は運よく2つが一致した」と話す。

イさんはフィギュア(figure)アーティストだ。フィギュアとは映画・漫画・ゲームの登場人物を素材にした人形をいう。関節を動かすことができ、さまざまな動作を表現できる。フィギュア一つが数十万ウォンもするため、成人の収集品として人気がある。

 
イさんは昨年、世界的フィギュアメーカー「サイドショウ」の最初の韓国人プロジェクトマネジャーとなった。8年間の努力の結果だった。

イさんがフィギュアにはまったのは2006年。インターネットで米国ドラマ『Xファイル』の女主人公スカリーのフィギュアの写真を見た。イさんは「最初は人の写真だと思った。自分もこういうものを作りたいと思った」と話した。

フィギュアの制作には精巧さが求められる。色を塗る練習をするため、直径1.5ミリの点でA4用紙を数十枚も埋め尽くしたりもした。当時、イさんは大田のある大学の教職員だった。英語の教師になるために朝は英語教室に、退勤後には夜間の大学院に通った。夜中でなければフィギュアを作る時間がなかった。イさんは「疲れていたが幸せだった時期」と振り返った。

彼が求めたものは自然光だった。イさんは「蛍光灯5つを同時につけても自然光には及ばなかった。昼休みの時間に家に戻り、日光の下でディテールな部分の作業をしたりした」と話した。「職場をやめた理由の一つは自然光が欲しくて」と言って笑った。

イさんは自分が作ったフィギュアをブログに載せた。細かく描写され、世界で好評を受けた。髪の毛は一本ずつ植えるほどだった。「あまりにも実物そっくり」として写真合成疑惑も出たりした。そのため作業過程を撮影した動画を見せた。イさんは「制作の前に人物の分析をする。悪党キャラクターの場合、瞳を小さくすればもっと悪く見える」と説明した。

2007年、米国からメールが届いた。発信地はDCコミック。スーパーマン・バットマンで有名な米国の漫画出版社だ。DCコミックスのキャラクターのフィギュアを制作してほしいという内容だった。イさんの就寝時間はさらに減るしかなかった。イさんは「その後5年間、一日3時間以上眠ったことはなかった」と話した。

2012年にサイドショウが「私たちと一緒に仕事をしないか」と提案してきた。イさんは「その日はとても興奮して一睡もできなかった。サイドショウはスマートフォンでいえばアップルやサムスンのような会社」と話した。

当初は単純な作業ばかり任された。それでもイさんは絶えず製品の問題点と改善策を提示し、会社に「もう少し大きな仕事が欲しい」と要求した。すると「ひとまず考慮してみる」という返答が届いた。

昨年、イさんは職場をやめた。銀行から融資を受け、サイドショウ本社がある米ロサンゼルスに行った。会社の幹部を説得し、確答を受けた。そして韓国人5人で構成されたチームの責任を担うプロジェクトマネジャーになった。

「いつも『うまくできること』と『好きなこと』について悩んだ。『好きなことをうまくできるだろうか』と自分に問いかけてみた。答えは『できる』だった。自分の実力を信じた」。イさんの言葉だ。

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    「悪党キャラクター、瞳を小さくすればより悪く見える」

    2014.10.23 17:23
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    イ・ジョンワンさんが映画『猿の惑星』の主人公シーザーの胸像フィギュアに色を塗っている。毛を1本ずつすべて植えたという。イさんは「無念無想で作業した。神経が過敏になるたびに作ったストレス解消用」と説明した。右側は映画『アジョシ』の主人公チャ・テシク(ウォンビン)のフィギュア。これもイさんの作品だ。
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