北朝鮮が潜水艦50隻を作戦投入…平常時機動の10倍
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.24 09:59
南北が22日と23日の2回にわたり高官会談をする間にも北朝鮮海軍は50隻余りの潜水艦を作戦に投じるなど軍事的緊張度を高めていると韓国軍関係者が23日に話した。同関係者は、「北朝鮮は70隻余りの潜水艇と潜水艦を保有している。このうち70%に達する潜水艦が基地を離脱し作戦に出たことが観測された」と明らかにした。平常時の10倍に達する水準だ。軍の別の関係者は、「北朝鮮の潜水艦の動きを挑発の重要な尺度と考えている」と話した。潜水艦は馬養島(マヤンド)と南浦(ナムポ)など東海岸と西海岸にあるほぼすべての部隊から消えたことが把握されたという。
北朝鮮は23日午前から海上で操業中の漁船を帰還させるなど海上統制にも出た。
北朝鮮軍は金養建(キム・ヤンゴン)対南担当秘書の会談提案(21日午後4時)当時より前方地域に駐留中の砲兵を増強配置した。軍情報関係者は「北朝鮮軍が普段は坑道や部隊に置いた放射砲(多連装ロケット)と自走砲などを射撃陣地に移しており、命令さえ下されれば射撃できる水準を維持している」と伝えた。国策研究機関の北朝鮮専門家は「北朝鮮が交渉で有利な立場を占めるために戦略的圧迫をしているものかもしれない」と話した。