ハルビン駅に安重根義士記念館…伊藤博文狙撃場所よく見えるようガラス設置(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.20 09:19
こうした日本の反発を意識し、中国は開館式直前までも記念式建設を極秘にした。外交的に敏感な懸案であるだけに不必要な雑音は事前に遮断しようと判断したのだ。工事も幕で隠して進められ、記念館表札板も開館式の直前に設置したという。
韓国側は2006年から持続的に記念碑の設置を要請してきたが、昨年の朴大統領の訪中で勢いづいたというのが、外交部の説明だ。中国側が韓国との友好強化のため、いつよりも積極的な態度を見せたということだ。この過程で「プラットホーム現場は一日に大勢の人々が通行し、記念碑の設置は容易でない」という現実的な理由が障害となり、代案として出てきたのが、一段階さらに高い記念館の建設だったという説明だ。記念碑設置に反発した日本の立場では、さらに大きな一撃を食らったということだ。