주요 기사 바로가기

【コラム】FRB、7年ぶりの派手な外出=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.16 17:14
0
FRBの果敢な「非正常の正常化」は、とんでもないところで災難となった。新興国から急激に資本流出が始まると、すぐにメキシコが倒れた。危機ウイルスは強力だった。アルゼンチン・タイ・フィリピンを経て97年に韓国を襲った。これが私たちには恥辱として残っている「通貨危機」だ。

当時と比べて今はお金がさらにばらまかれた状態だ。FRBが基準金利をゼロ状態に下げたのが2008年12月だ。FRBはこれ以上金利を低くすることができなくなると市中の国債と不動産担保債権などを買う量的緩和を断行した。このようにして7年間、全世界にばらまいたお金が4兆ドルだ。このお金が再び米国へと急激に戻れば新興国が受ける衝撃は94年よりも決して小さくないだろう。

 
兆しは現れている。国際金融協会(IIF)によれば7-9月期に新興国から外国人のポートフォリオ資金(株式・債権などに投資した資金)が338億ドル(約40兆ウォン)も純流出した。もちろん韓国に対する評価は変わった。あちこちで「韓国は通貨危機の時と比べて丈夫だ」と言う。実際に韓国の外貨準備高は3685億ドル(11月末基準)に達する。外貨準備高対比の短期外債比率は30%序盤に過ぎない。今年10月までに経常収支も44カ月連続で黒字行進だ。トルコ・アルゼンチン・マレーシアのような新興国とは次元の違う体力を備えた。

それでも安心することはできない。企業が弱々しく力を失っている。昨年韓国企業の総売り上げは8年ぶりに初めて減少した。商品輸出は2年連続で減少する見通しだ。家計負債は1200兆ウォンを超えた。時限爆弾の雷管があちこちに散在している。それでも国会は労働改革5法、企業活力向上法(ワンショット法)など経済活性化のための法案を依然として踏みつぶしている。経済トップの崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相は「満期の転役日が過ぎたが転役証が出てこない。除隊はさせてもらえるようだが…」として心が豆畑(総選挙)に向かっていることを遠慮なく表わした。

どうも気にかかる。FRBが基準金利を上げようとしている今は、あまりにも例外的な時期だ。米国景気は過去7年間、徐々に生き返ってすでに拡張期の8合目あたりを過ぎている。以前のようならば金利引き上げをして止まらなければならない時に金利引き上げボタンを押そうとしている。行ったことのない道だ。

ところで韓国は、うぬぼれてはいないだろうか。「予告された危機」ならば心配しなくても良いという心理が広がったのではないのか。過度な不安は禁物だが、行き過ぎた自信も問題だ。FRBの7年ぶりの外出は暴風を起こすことも、暖かい春風を呼ぶこともできる。どんな風を迎えるのかは、私たちの役割だ。警戒の手綱を放す瞬間に「予告された危機」は「思いがけない危機」へと急変する。今は目を見開かなければならない時だ。

キム・ジョンユン国際経済チーム長


【コラム】FRB、7年ぶりの派手な外出=韓国(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP