中国AIIB牽制に出た日本、フィリピンに2400億円支援
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.29 13:59
日本政府がフィリピンのマニラ鉄道建設事業に約2400億円(約2兆3000億ウォン)を支援する方針だと日本経済新聞が28日報道した。中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)を牽制し、港湾などアジアのインフラ市場で再び主導権を確保する意図だという分析だ。
この新聞によれば日本政府は、日本国際協力機構(JICA)を通じて単一公的開発援助(ODA)額では歴代最大規模となる約2400億円をフィリピンに提供する。今回の円借款は、フィリピン政府が推進する国営鉄道整備事業のうち、マニラとブラカン州マロロス市をつなぐ約40キロの工事に投入される。日本は総事業費3000億円の80%を支援して残りはフィリピン政府が出す。