北朝鮮の高高度ミサイルに対応、イージス艦迎撃体系を急ぐべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.23 15:37
北朝鮮は今年に入って13回にわたりミサイル29発を発射した。うち一部のノドンとムスダンの発射は従来のミサイル戦略とは違う様相を見せた。一般的な発射パターンとは違い、意図的に発射の角度を高めて高角発射をしたからだ。ムスダンは高度1413キロ(北朝鮮の発表)、ノドンは250キロ以上まで上昇した。
北朝鮮が最も多く保有するスカッドとノドンの一般的な発射は、パトリオットと高高度ミサイル防衛(THAAD)体系で迎撃できる。しかし高角で発射する場合、THAADの最大迎撃高度150キロから外れ、迎撃が難しい。したがって北朝鮮が弾道ミサイルに核弾頭を搭載して高角発射をする場合、韓国軍には致命的だ。