冷え込んだ日中、予告なしの外相会談で「首脳会談」議論(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.11 10:43
外交部第2次官をつとめた高麗(コリョ)大学のキム・ソンハン教授は「日中関係の悪化はすでに底を打ち、両国がこれまで感情的コードに合わせて2~3年を過ごしてきたので、理性的コードにバランスを取る頃になった」として「私たちが受動的な立場から脱却できなければ、下手をすると韓国の知らない間に韓半島(朝鮮半島)の運命が決定される可能性もある」と話した。
専門家たちは韓国が現在の米中、日中間の対立構図で米国と中国双方の束縛を受けて『ロマンチック三角関係』の中にいるが、状況はいつでも変わりうると指摘する。強大国間の対立構図で韓国の戦略的価値が高まった状況だが、米中関係があっという間に協力関係に転じれば韓国の外交的活動空間が狭くなるほかはないということだ。ARFを通じてあらわれた国家別の親疎関係の変化は、韓国が置かれている外交環境がどれほど予測しにくいのかを端的に見せる。