<南北首脳会談>北の核実験中断宣言に…日・米・中・露が異なる反応
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.23 10:59
トランプ米大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の核実験凍結宣言を「大きな進展」と述べたが、ホワイトハウスは懐疑的な反応を見せた。北朝鮮が制裁解除を引き出しながら結局は核保有国として認められるという「凍結のワナ」に誘導しているということだ。
北朝鮮の発表直後、トランプ大統領がツイッターで「グッドニュース」と歓迎すると、ホワイトハウスは会見や声明の代わりに個人的な意見形式でこのような立場を出したと、ワシントンポストが21日(現地時間)報じた。
ニューヨークタイムズも米官僚を引用し、「金正恩委員長が首脳会談を控え、核実験の中断や在韓米軍の駐留を認めるような和解ジェスチャーで外交的優位を確保した」と分析した。北朝鮮の譲歩は、実質的な核廃棄措置を始める前に米国が制裁を緩和するよう圧力を加えるためという分析だ。