F-22ステルス機を恐れる金正日 「ステルス列車」に乗る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.01.19 08:29
北朝鮮が金正日(キム・ジョンイル)国防委員長(69)と後継者の金正恩(キム・ジョンウン)労働党中央軍事委副委員長(27)に対する身辺警護を強化したことが明らかになった。
韓米情報当局が把握した内容によると、北朝鮮は昨年末、金正日の専用列車にステルス機能を備えた特殊網を設置した。列車を24時間追跡してきた米国の対北朝鮮偵察衛星やU-2偵察機のレーダー映像信号を弱めたり避けるための措置と分析された。
情報消息筋は「情報世界で‘網(net)’と呼ばれるこの設備は、実際はRAM(radar absorbent material・レーダー吸収物質)が含まれた薄いフィルム形態」と説明した。このフィルムを列車の表面にかぶせた場合、列車内の金正日ら核心人物の動きや移動経路を把握するのが困難になるということだ。政府当局者はその間、「金委員長がどの地方にいるのか、衛星を通して把握している」と話してきた。