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【取材日記】APECに行ったザッカーバーグ、検察に行った韓国の企業家

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.21 10:31
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世界最大のコミュニティ「フェイスブック」を動かす彼が、今度はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれるペルーのリマに向かった。19日のAPEC首脳会議開幕式の舞台で彼は自身の得意分野である「連結(コネクティビティ)」をテーマに基調演説を行った。

彼は「まだインターネットに連結されていない40億人は向上した暮らしをする機会を剥奪されている。世界の指導者がこの格差を減らせるよう一緒にやっていこう」と叫んだ。

 
この企業家は演説が終わった後、首脳らと円卓を囲んで座り再びその「連結」を主題に懇談会を行ない、彼らの頭にフェイスブック子会社であるオキュラスVRのバーチャルリアリティ(VR)機器をかぶせた。フェイスブックの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ氏(32)の話だ。

地球の反対側のペルーで起きているこうした出会いを、ザッカーバーグ氏は自身のフェイスブックに公開している。タイムラインには現われていない数多くの出会いと共感は遠からずフェイスブックのビジネスチャンスにつながるだろう。すでに2016年7~9月期基準で17億9000万人を連結したフェイスブックのCEOが開発途上国のインターネット使用を拡大する非営利団体「Internet.org」を作り、アフリカでソフトウェアエンジニアを育てるスタートアップの「アンデラ」を支援するのも単純な社会貢献ではない。40億人の新市場に向けたフェイスブックの戦略的投資だ。

だが、このところ韓国にとってこうしたニュースはそれこそ他国の状況、別世界の話になってしまった。APECには検察の捜査対象である朴槿恵(パク・クネ)大統領に代わり黄教安(ファン・ギョアン)首相が出席した。毎年大統領とともにAPECに参加していた企業も今年は何の知らせもない。昨年7月に大統領と単独面談した7社の企業オーナーが検察に呼ばれただけだ。特検・国政調査まで経るにはまだ進む道は遠い。これまで企業経営が後回しだったことは火を見るより明らかだ。検察と国会に呼ばれなにがまともにできるだろうか。

企業の立場ではもどかしいだろう。「不当であっても権力の要求を無視する大韓民国の企業がどこにあるか」と。だが企業が弱みを見せた側面もある。特に経営権継承がそうだ。サムスンの場合は経営権継承が完全に終わっておらず、ロッテは継承過程で兄弟が争った。もしかするとこの過程で権力にとがめられるようなことがあったのではないだろうか。そこで陰の実力者がさらに堂々と何かを要求したのではないだろうか。企業が自らこうした問題を解消しなければ今後も政治権力の言いなりになるほかない。「オーナーリスク」におびえる企業に能力ある人材が集まる理由はなく、そんな企業が一流企業に成長するわけもない。ザッカーバーグのように世界の首脳らと向き合って座り未来を語る姿もただの夢にすぎない。

パク・スリョン産業部記者

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