<南北首脳会談>文大統領「北の非核化意志は確実」…CVIDには確答せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 10:55
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、前日の南北首脳会談の結果を説明する記者会見で「金正恩(キム・ジョンウン)委員長が韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化の意志は確実だということを昨日改めて表明した」と明らかにした。しかし「金正恩委員長は完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)を受け入れたのか」という質問に対しては、「米朝間で会談に合意して実務交渉をするというのは、米国も北のそのような意志を確認したのではないか」とのみ答えた。
26日の板門店(パンムンジョム)「統一閣」での南北首脳会談は、6・12米朝首脳会談に対する米国内の気流が急変する中で行われ、世界の注目を集めた。文大統領は記者会見で金正恩委員長の非核化意志を再確認した点を強調したが、実際、非核化方式などいかなる具体的な議論があったかについては確認されていない。