日本の学者「朝鮮のソンビ精神、円滑な社会的疎通に大きく寄与」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.30 17:00
「朝鮮(韓国)のソンビ精神(ソンビ=朝鮮時代に学識を持ちながら権力におもねず礼節を守った一部の士民階層、いわゆる清廉高潔な精神)は、社会が円滑に疎通するのに大きな役割を果たした。権力者だけでなく民衆とも息を合わせて合意を経ながら統一された世論形成を主導したのがソンビたちで、彼らが持つ哲学がまさにソンビ精神だ」。
26日、峨山(アサン)政策研究院主催学術会議に参加した日本の片岡龍・東北大学准教授(49)は、ソンビ精神についてこのように評した。早稲田大学大学院で東洋思想史を専攻した彼は、日本国内における韓国思想専門家だ。淑明(スンミョン)女子大でも教べんをとり「朝鮮王朝実録に見える『公共』用例の検討」など韓国に関するさまざまな論文を出した。以下は一問一答。