【中央時評】統一大チャンスは利益であり崇高な義務=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.10 17:09
過去15年間、我々は国民的な同意(consent)なしに平和も統一も難しいという貴重な教訓を得た。いま朴大統領の統一大チャンス論については国民的合意(consensus)があるようだ。しかし合意があるとしても、具体的な政策推進のための国民的同意の過程を軽視してはならない。過去の政権は一様にこの両者を混同し、同意の過程を無視した。結果は南の葛藤の深化であり、統一議論の退色だった。
いま北朝鮮を見る世論は非常に複雑だ。悪魔に同情を送ろうという世論も無視できないが、北朝鮮を「悪の国家」として見る世論がよりいっそう強まっている。国連人権報告書の指摘のように北朝鮮を善と悪の基準で「悪」と見る国内外的な世論は続く見込みだ。