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「地球を守れ」 日本も小惑星探査機を派遣

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.04 13:27
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太陽光パネルを広げた翼の長さ6メートル、本体の長さ1.25メートルの探査機が高度20キロ上空から徐々に下降する。地上60メートルまで降りてきた探査機は直径18センチ、高さ7センチの平たい16角形の柱型の物体を2つ出す。双子のような2つの物体は岩と砂の地上を転がるように写真を撮る。

先月22日、地球と火星の間、地球から2億8000万キロ離れた宇宙空間の小惑星「リュウグウ」であったことだ。宇宙航空開発研究機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が地上探査ロボット「ミネルバ2」の1A・1Bローバーを着地させたのだ。はやぶさとローバーが撮影した小惑星「リュウグウ」の表面の写真と映像は地球にそのまま伝送された。

 
はやぶさ2は2014年12月3日に鹿児島の種子島宇宙センターからH2Aロケットに搭載されて宇宙に打ち上げられた。地球の軌道を抜け出したはやぶさ2は今年6月27日に地球と火星の間の軌道を公転する小惑星「リュウグウ」の上空に到達した。地球を離れてから3年半、公転軌道にそって32億キロの遠距離を飛行する旅程だった。はやぶさ2の主なミッションは小惑星「リュウグウ」の岩石採取。「リュウグウ」に着地して岩石のサンプルを採取した後、2020年末に地球に帰還する予定だ。

JAXAの小惑星探査は今回が初めてではない。2003年にもはやぶさ1が地球を離れて20億キロを飛行した後、数回の試行錯誤と失敗の末、小惑星「イトカワ」に着陸し、試料を採取して2010年に地球に戻った。月でない他の天体の物質を採取した世界最初の記録だった。

日本はなぜ小惑星に注目しているのだろうか。JAXAが明らかにしている公式的な理由は科学だ。小惑星探査を通じて45億年前に太陽系が形成された直後の状況をより深く知ることができると期待している。小惑星は地球のような惑星が生まれる過程で生き残った残骸であり、変化が最も少ない天体だ。このため45億年前の化学的・熱的状態を知る重要な手掛かりになる可能性がある。それだけではない。宇宙科学者によると、小惑星の探査にはさらに2つの目的がある。「地球保護」と「資源確保」がそれだ。

まず「地球保護」から見てみよう。実際、太陽系内の小惑星が最も多く集まっているところは火星と木星の間だ。100万個を超える小惑星が群れをなして軌道を回っている。いわゆる「小惑星帯」と呼ばれるところだ。もう一つ、地球の周囲でも最近までに約1万9000個にのぼる大小の小惑星が発見されている。地球の近くにあるため「近地球天体」とも呼ばれる。

近地球小惑星の故郷は火星と木星の間の小惑星帯だ。小惑星帯を回っていたが、さまざまな理由で軌道を離脱して地球に接近したのだ。この中のごく一部は地球上に落ちて大きな被害を与える。6500万年前に恐竜を絶滅させた存在も地球と衝突した小惑星である可能性が高いというのが学界の定説だ。

韓国天文研究院のチョ・チュンヒョン危険監視センター長は「直径1キロ以上の小惑星が地球と衝突するれば地球上のすべての生物が絶滅する可能性があり、100メートル級であっても一つの国が消えるほど」とし「このため米国など宇宙先進国を中心に地球に脅威となる小惑星をロケットで押し出したり核爆弾で破壊するなどの研究をしている」と説明した。

小惑星は「宇宙の宝物倉庫」でもある。地球の表面には利用価値が高い貴重金属がほとんどないが、小惑星にはこのような資源が相対的に多い。地球が形成される過程で鉄やニッケルのほか、白金などの重金属の大部分は地球の中心核に沈んでしまった。一方、小さくて球形でもない小惑星の表面には貴重金属が散在している。こうした資源を地球に運ぶことができれば非常に大きな成果となる。しかし現在の科学技術では輸送費がかかるだけでなく、地球の大気圏を通過して大量の資源を運ぶのは不可能だ。ただ、宇宙科学者は今後の1世代で宇宙探査時代が本格的に訪れれば、小惑星の鉱石や氷などは宇宙で加工して探査機や宇宙基地の資源やエネルギーとして使用できる可能性があると話す。

日本ほどの成果はないが、米国も小惑星探査が進んでいる国だ。小惑星から試料を採取して地球に持ち帰ったのは日本が最初だが、探査機の小惑星着陸は米国が先だ。米航空宇宙局(NASA)は1996年2月に小惑星探査機NEARシューメーカーを打ち上げ、5年後の2001年2月には近地球小惑星の一つ、エロスに着地させた。人類の宇宙探査機が小惑星に着陸した最初の記録だ。エロスは最大直径34.2キロで、近地球小惑星のうち2番目に大きい。NASAは2016年9月、小惑星探査機オシリス・レックスも打ち上げた。この探査機も近地球小惑星の一つ、直径500メートルのベンヌに着地し、約2キロのサンプルを採取して地球に帰還する予定だ。ベンヌは1世紀後の2135年には月と地球の間を通過すると計算され、衝突の可能性が提起された近地球天体でもある。

韓国も「宣言」しただけだが、小惑星探査計画を持つ。科学技術情報通信部は今年2月、第3次宇宙開発振興基本計画を立てた。ここには月探査日程だけでなく、2035年を目標に小惑星から岩石を採取してくる「小惑星帰還船」計画が入っている。しかしまだ国内には小惑星探査のための人材とインフラが整っていない。韓国天文研究院が2015年に小惑星観測と理論研究に本格的に着手し、未来の小惑星探査に向けて準備を急いでいる程度だ。

韓国天文研究院のムン・ホンギュ研究員は「西欧の宇宙資源採掘企業は2020年代半ばには地球でない他の天体の資源抽出実験が可能で、2040年ごろには産業化できると見込んでいる」とし「過去の大航海時代が始まった頃、先進国が未知の海を越えて新大陸に向かう挑戦をしたことを思い出す必要がある」と述べた。

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    2018.10.04 13:27
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    日本の探査機「はやぶさ2」が岩石を採取するため小惑星「リュウグウ」の表面に着地する場面を描いたコンピューターグラフィックイメージ。(写真=日本宇宙航空研究開発機構)
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