米大使が北朝鮮外相に渡した封筒、正体はトランプ大統領の返信

米大使が北朝鮮外相に渡した封筒、正体はトランプ大統領の返信

2018年08月05日11時24分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  アセアン地域フォーラム(ARF)が開かれたシンガポールで4日、ソン・キム駐フィリピン米大使が李容浩(イ・ヨンホ)北朝鮮外相に渡した灰色の封筒の正体が明らかになった。トランプ米大統領が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長に送る返信だった。

  ARFに出席したポンペオ米国務長官はこの日ツイッターに「私の北朝鮮側カウンターパートである李容浩外相と話を交わす機会があった。私たちは短く丁重な対話をやりとりし、われわれ代表団が金委員長に送るトランプ大統領の返信を伝達する機会もあった」と書き込んだ。

  これに先立ちホワイトハウスは、トランプ大統領が1日に金正恩国務委員長から2度目の親書を受け取ったことを公開し、トランプ大統領が親書に返事を書き、すぐに渡されるだろうと明らかにした。ポンペオ長官は1日にシンガポールなど東南アジア歴訪に向けワシントンを出発した。出発直前にトランプ大統領がポンペオ長官に親書を伝えるよう特命を下したとみられる。

  封筒が渡されたのはこの日午後にエキスポコンベンションセンターで開かれたARFリトリート(非公式自由討論)会議場だった。これに先立ち記念撮影でポンペオ長官が李外相に近付き、握手してあいさつし、撮影時間が終わってからソン・キム大使が李外相の席に行き灰色の封筒を渡した。

  ポンペオ長官が封筒を渡してから3時間後にツイッターを公開するまで封筒の正体をめぐってはさまざまな観測が出ていた。トランプ大統領の親書である可能性が提起されたが、伝達方式などが通常ではなかったためだ。国家元首の親書を伝達するのは特使の資格を備えた人物という点を考慮すると、キム大使ではなくポンペオ長官が直接伝えるのが正しいということだ。

  封筒が密封されておらず、李外相がすぐに中身を取り出して確認した点なども親書ではないとの反論に力を与えた。トランプ大統領が金委員長に送る親書を李外相が中間でこれを開けて見るのは有りえないことというのが外交街の解釈だったためだ。

  これと関連し、米朝間には公式な外交関係がないため通常のチャンネルを経なかったとみられる。ちょうど米朝外相が同じ時間に同じ場所にいる機会があったため可能なことでもあった。ただ米朝外相間の公式会談は実現しなかった。ポンペオ長官はこの日午後、李外相より先に会場を出てインドネシアに向かった。
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