韓国の技術で…2020年に月、2030年に火星へ行く(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.27 09:14
「2017年までに75トンのエンジンを独自で開発し、性能を検証(試験発射)する。これを基礎に2020年までに韓国型ロケットの開発を終える。同年に月に探査船(軌道線、無人着陸線)を送り、その後、火星(2030年)と小惑星(2040年)探査に乗り出す」。
1月30日の「羅老(ナロ)」打ち上げ成功から10カ月ぶりに「ポスト羅老」の青写真が出てきた。崔文基(チェ・ムンギ)未来創造科学部長官を委員長とする国家宇宙委員会は26日、第6回会議を開き、宇宙開発中長期計画案と韓国型ロケット開発計画修正案、宇宙技術産業化戦略案を確定、発表した。
この日の発表の核心は、韓国型ロケット(KSLV-2)の開発を当初の計画より1年3カ月操り上げた点だ。2011年に発表された案では、2018年12月に試験打ち上げを行った後、2020年10月と2021年9月に本体の打ち上げを行うという内容だった。これを「2017年12月に試験体、2019年12月と2020年6月に本体打ち上げ」に修正したのだ。同時に発表された宇宙産業育成戦略などはすべて、こうした日程に基づいている。