新卒者は毎年48万人あふれるが…第二新卒47万人が待機=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.30 16:59
チェさん(25、女性)は今年、SPA(生産者が流通・販売まで一括するブランド)ファッション会社を退職し、就業戦線に飛び込んだ。入社して2年目だ。今は旅行会社や消費財会社などに志願している。会社の処遇に満足していなかったうえ、以前からやりたかったブランドマネージャーに対する欲があったからだ。チェさんは「『問題なく通っていた会社をなぜやめるのか』という親と言い争いになり、独立までした」とし「退職金400万ウォン(約42万円)を生活費やTOEICの受験料などにあてている」と話した。
高麗大機械工学科4年のチン・ヒソプさん(24)の悩みを抱える。チンさんは現在、現代車グループ(R&D)、サムスン物産建設部門、デリム産業(プラント職群)など20社に願書を出した。TOEICのスコアが945点と、学科内で秀才という声も聞いたチンさんだったが、採用を前提としたインターンシップの性格・適性検査でいくつか不合格の判定を受けた。チンさんは「自分ではそれなりに“高スペック”と思っていたが、実力がある先輩がまた試験を受けるため、就職はさらに難しくなっているようだ」と語った。