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【時視各角】親朴の泥沼にはまった大韓民国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 15:02
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ここら辺になればもう少し多くの人々が登場して考えを同じくしていたはずだ。2週間前、このコラムで書いた『モウセンゴケの中の大韓民国』のことだ。「1970年代の開発独裁時代に後退した国の品格」を回復するのに「絶望的」なほどの時間が必要だという暗鬱な見通しのことだ。「いまが国の枠組みを立て直す機会」であることは確かだが、普通の精神状態を持ってその枠組みを作り上げてくれるような人が皆目見当たらないのがその理由だ。

2週間で状況がさらに悪化した。あちこちに「酒飲んで運転したが飲酒運転ではない」という人々であふれている。世の中を騒然とさせた20歳の大学入学が取り消しになったが、その大学の総長だったという人物の言葉が「特別入学はなかった」だった。その娘の母親が一時愛用していた証拠が鮮明に残るタブレットPCをめぐり、政府与党議員と聴聞会の証人が小説のようなアリバイを作り出す(彼らがPCの持ち主だと名指しした人は2日前にそのようなことがあるだろうと予言する神通力を見せた)。

 
麻薬性注射剤が青瓦台(チョンワデ、大統領府)に納品されて使用されていたが、実際に注射をしたという人はいない。2014年4月16日、午後遅くまで髪のセットのほかには何もしていない大統領が、その日その注射を打ちはしなかったはずだ(本当にそうだったと信じたい)。だが、3回にかけて発表された談話でもそうだったが、弾劾審判答弁書ですら気の抜けた話をしているというから本当に閉口する。「崔順実(チェ・スンシル)が国政に介入したのは全体の1%にもならないので私には罪がない」という話が、どうしてクスリの影響がなくしてできようか。

いくら断崖の前で何とか生き残る道を見つけようともがく壮絶な言葉であっても、名門大学の総長だろうが一介の財団の課長だろうが「パニック障害」を病む江南(カンナム)おばさんだろうが一国の大統領だろうが、その水準に大差ないことにただただ驚くばかりだ。国もモウセンゴケの中のハエのように、溶けゆく中でも自分の体を守ることが優先だろう。というか、すべて一つにこんがらがり混ざり合って自分の体ではなくなるかもしれない。政権与党のいわゆる「親朴」という群れの形態を見ればなおさらそう思う。


【時視各角】親朴の泥沼にはまった大韓民国(2)

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