韓国首相候補「安重根義士を最も尊敬…私を親日とは」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.20 10:42
文候補は出勤時には「今日も一日、私の仕事(聴聞会の準備)を熱心に準備する」と話した。「与党の辞退圧力が強いのでは」という質問には、「私は全くそういう話を聞いたことがない。国会で鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相が経済問題を答えるが、鄭首相が答えるのを熱心に見ながら学ぶ。今日からはナイントゥーシックス(9時出勤、6時退勤)をきちんと守ろうと思うので、皆さんも午後6時に来てほしい」とし、実際、午後6時に記者の前に立った。文候補は聴聞会準備団の関係者に「売国奴と罵倒された状況でそのまま退くことはできない」という趣旨の話もしたという。
中央アジアを訪問中の朴槿恵(パク・クネ)大統領は前日、閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官を通じて、文候補の任命同意案と人事聴聞要請案を帰国後に裁可すると明らかにした。21日夜に帰国し、早ければ22日決定する可能性がある。
朴大統領がいかなる決定をしても、波紋は広がる見込みだ。任命同意案などを裁可して国会に送っても、セヌリ党の否定的な雰囲気も少なくないため、承認されるかどうかは不透明だ。逆に指名撤回時の政治的な負担も大きい。安大熙(アン・デヒ)元候補に続いて連続で首相候補が中途下車すれば、落馬責任論が青瓦台へ向かう公算が大きい。すでにセヌリ党の非主流から「金淇春(キム・ギチュン)秘書室長が(青瓦台)人事委員長なので責任から自由にはなれない」(金聖泰議員)という声が出ている。
韓国首相候補「安重根義士を最も尊敬…私を親日とは」(1)