欧州初の韓国系閣僚ペルラン氏、「私は天才を模倣する普通の人」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.19 12:17
ペルランは16歳でバカロレア(フランスの大学入学資格試験)に合格した。フランス商経系名門に挙げられるエセック経済商科大学院大学と高位公務員養成学校である国立行政学院(ENA)を卒業した。夫のローラン・オレオンも国立行政学院を卒業した高位公務員だ。ペルランのENA卒業成績は上位15%に入り、彼女は希望した機関である監査院に入り公職生活を始めた。そして2002年に当時社会党の大統領候補だったリオネル・ジョスパン元首相の補佐役として政界に入門した。
2010年にはオランド大統領と事実婚関係にあったセゴレーヌ・ロワイヤルが大統領候補として出馬した当時メディア担当を務めた縁もある。米国のあるファッションメディアは、「フランスの女性閣僚らがファッションの歴史を再び書く」というタイトルの記事で、彼女が真っ赤なリップスティックにミニスカート、ハイヒールを履いて出勤する写真を載せたりもした。
オランド大統領が彼女に任せた分野は中小企業・イノベーション・デジタル経済だ。オランド大統領に対してペルランは「自身の目標のためにすべてのエネルギーを注ぎ込む人」と尊敬心を示した(インタビューはオランド大統領のスキャンダルが出てくる前に行われた)。