韓国で深刻な高齢化…生産年齢人口、10年後に218万人減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.20 15:56
少子・高齢化で2026年までに10年間、満15~64歳の生産年齢人口が218万3000人減るという見通しが出た。減少人員のうち87%が20代若者だ。それでも若年層の雇用事情が改善されるわけでもない。高齢人口が引退を先送り、若年層の雇用市場進出を妨げて若者の雇用難は相当期間続くものと見られる。雇用労働部はこのような内容の「2016~2026中長期人材需給展望および示唆点」を19日、閣僚会議で報告した。
これによると、人材供給の側面で15歳以上の全体人口のうち働くことができるとされる人は2021年まで122万8000人、2026年まで206万9000人増加すると予測された。しかし、雇用指標上、旺盛に働く年齢に分類される15~64歳の生産年齢人口は2021年に46万3000人減少し、2026年には218万3000人(10年累積)へと減少幅が大きくなる。
60歳以上人口の増加(533万人)が全体の人口増加傾向をリードし、働くことができる人口のうち65歳以上高齢層の割合が大きくなるということだ。一方、減少する20代若者の生産年齢人口は全体減少人数の87%である189万7000人に達する。年が重なるにつれ、新規求人難が深刻化するということだ。