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【コラム】朴槿恵の正面突破?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.09 14:20
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リーダーに自己確信は重要だ。正しいことをしているという強い確信なしには、組織や国を率いていくのは難しい。しかし自己確信と私利判断は別物だ。自己確信が行き過ぎて分別力を失えば、正しいリーダーにはなれない。一昨日、党指導部を含むセヌリ党の国会議員61人との青瓦台(チョンワデ、大統領府)昼食会で、朴槿恵(パク・クネ)大統領は特有の自己確信をもう一度表した。国と国民を考える心のほかはすべて煩悩という強力な自己確信のことだ。朴大統領は「国がうまくいき、国民が幸せで、世界の中で信頼される大韓民国を作るという夢をかなえるために一日一日を生きている私に、恐れるものなど何もない」とし「恐れることがないため、揺れる理由もなく、絶対に揺れることもない」と述べた。

国と国民を考える朴大統領の気持ちは本当だろう。しかしその気持ちが行き過ぎて、自分がすることは常に正しいという独善と我執に陥っては困る。私はこのように努力しているのになぜ分かってくれないのかという怒りや願望に変質してもいけない。誠意は誠意であり、国政運営能力は能力だ。いま朴大統領に切実に求められるのは、自分の誠意を信じてほしいと訴えることではなく、なぜ“秘線(影の人物)”の国政介入疑惑が広がるのか、その根本的な原因を省察し、さらに遅くなる前に問題を正す分別力だ。

 
しかし残念ながら朴大統領は正面突破を選択した。世の中を騒がせている秘線の国政壟断疑惑を一言で「チラシに出てくるような話」と一蹴した。「根拠がないこと」という最初の表現から一歩進み、「チラシ」という陰険な言葉を口にした。世界日報の青瓦台文書特ダネ報道後にメディアが出している各種後続報道に対しても「とんでもない話」と一線を画した。疑惑と関連する検察の捜査が真っ最中という状況で、大統領の発言は誰が見ても検察に対するガイドラインと映るしかない。「事実無根」という捜査結果が出ても、額面そのまま受け入れにくくする行動だ。朴大統領が自らしたことだ。分別力を疑わせる手法というしかない。

市中には今回の事態をきっかけに50代の民心が完全に背を向けたという声が広まっている。局・課長の人事は大統領がして、長官・次官人事は側近秘書官3人がするという皮肉も聞こえる。青瓦台の外側の2人の秘線をそれぞれ背に負い、青瓦台内部で暗闘があり、わずか数カ月前まで朴槿恵政権で長官を務め、青瓦台秘書官を務めた公職者が大統領の背に刃物を刺すという前代未聞の事態が生じることこそ、“チラシ級”国政運営の傍証ではないのかという声まで出ている。


【コラム】朴槿恵の正面突破?(2)

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