欧州初の韓国系閣僚ペルラン氏、「私は天才を模倣する普通の人」(1)

欧州初の韓国系閣僚ペルラン氏、「私は天才を模倣する普通の人」(1)

2014年01月19日12時17分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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韓国系としては初めて欧州の国で閣僚となったフルール・ペルラン氏。ショートカットの黒髪と赤いリップスティックは彼女のトレードマークだ。スカートスーツを楽しむ彼女は時には果敢なミニスカートも着る。
  1973年8月29日、ソウルでキム・ジョンスクという女の子が生まれた。生まれて3日で路上に捨てられたこの子どもは孤児院に送られ、6カ月後にフランスへ養子に出された。原子物理学者であるフランスの父は韓国からきた娘に「花」を意味する「フルール」という名前を付けた。

  キム・ジョンスクの代わりにフルール・ペルランとして生きてきた彼女は今年41歳で、フランス政府の高位公職者に成長した。フランスのエリートとの競争に勝ち抜いて超高速昇進し、政界に入門したフランソワはオランド仏大統領の右腕になった。オランド大統領は2012年5月の就任と同時に中小企業・イノベーション・デジタル経済担当相としてペルランを指名した。欧州で初めての韓国系閣僚だ。

  韓国出身者が海外で成功すると「韓国人が外国で成功した」として大騒ぎする韓国に対して彼女は冷静だ。昨年3月、自身を捨てた国を再び踏んだ彼女は、空港で待っていた記者らに向かい、「私はフランス人だ」と言い切った。両親を探すつもりがあるかとの質問には「ない。私の家族はフランスにいる。私はフランス国籍の、フランス人だ」と話した。

  ペルランは自身が養子という事実も淡々と直視する。「韓国とフランスをつなぐ架け橋の役割をすることになり光栄だ。(韓国が)養子に対し罪悪感を感じる必要はない」と述べた。

  彼女は15日、ソウルで韓国を海外に知らせた人たちに贈られる「韓国イメージ飛び石賞」を受賞した。韓国イメージコミュニケーション研究院(CICI)が毎年1月に内外の世論をまとめて贈る賞だ。ソウル市内のホテルで開かれた第10回CICIコリア行事に彼女は北米出張など忙しいスケジュールのため直接参加する代わりにビデオメッセージを送った。CICIのチェ・ジョンファ理事長(韓国外国語大通翻訳大学院教授)が先月フランス・パリに飛び彼女の執務室で賞を授与した。

  授賞式直後にチェ理事長は本紙が準備した事前質問用紙に基づきCICIと中央SUNDAYによる共同インタビューを進めた。ペルラン長官は質問によってフランス語と英語を混ぜて答えた。彼女は英語圏に住んだことはないが流ちょうな英語を駆使した。

  チェ理事長は、「ペルラン長官の執務室に素敵な絵がかけられているので尋ねたところ、自身が直接描いたと話し驚いた。歌はフランスの放送に出てステージに立つほどの水準なのに加え、料理の腕も優れた人が、謙遜までした」と伝えた。ペルランはチェ理事長に、「私は単に天才を模倣する平凡な人にすぎない」と話したという。彼女の趣味は有名料理評論誌のミシュランガイドで星を取ったレストランに行き、その味を記憶して自宅のキッチンで再現することだという。以下は本紙とCICIの共同インタビューの一問一答。

  ――自身の人生で大きな勇気を出さなければならなかった時は。

  「(昨年の)訪韓当時、私の個人史に対する関心がとても高かった。閣僚として、また、公人として、私に対する関心が韓国とフランスの関係発展に役立つという点が私には興味深かった。時には閣僚としての私の任務と個人史に対する関心が入り乱れたために苦しい時もある。だが、それは私が払うべき代価で、その結果として韓仏関係が良くなるならば喜んでその代価を払う準備ができている。質問に合った答かはわからないが…」

  ――CICIの最近の世論調査の結果でさまざまな国のうち文化で疎通を最もうまくする国にフランスが選ばれたが。

  「祖国フランスに関することなのでフランス語で答えたい。韓国人がフランスをそれだけ高く評価しているのはうれしいことだ。韓国もやはり文化大国だ。韓国の大衆音楽だけでなく映画もフランスで人気が高い。カンヌ国際映画祭でも韓国の監督は何回も受賞した。韓国とフランスの間で文化は立派な架け橋の役割をしている」(中央SUNDAY第358号)

欧州初の韓国系閣僚ペルラン氏、「私は天才を模倣する普通の人」(2)
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