韓経：Ｇ２の通商対立で被害受ける台湾と韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 09:51

米国と中国の通商対立が激化すればアジアの国では台湾が最も大きな被害を受けるという分析が出された。韓国の経済的被害規模は台湾、マレーシアに次いで３番目に多いものと予想された。

ブルームバーグインテリジェンス（ＢＩ）が２７日に発表した報告書によると、中国が対米貿易黒字規模を縮小せよという米政府の要求を受け入れ総輸出を１０％減らすと、アジアの国内総生産（ＧＤＰ）増加率は平均１．１ポイント下落すると予測された。

国別では台湾のＧＤＰ増加率が１．９ポイント下落し最大の被害国になるものと観測された。マレーシアが１．３ポイント、韓国が０．９ポイントで後に続いた。これに対し通商対立当事国である中国はＧＤＰ増加率鈍化幅が０．３ポイントにとどまると予想された。

韓国をはじめ台湾、マレーシアの被害が大きいのは、これらの国が中国市場に輸出する部品の割合が大きいためだとＢＩは説明した。