韓国、きょう大学入試…浦項の12試験場に地震計設置(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.23 11:56
試験を一日前に控えた22日午後2時、浦項地域の12中・高校の試験場ではいっせいに予備招集があった。先週に続き、2番目だ。慶北浦項市北区(プック)浦項女子高では体育館の代わりに運動場で予備招集が開かれた。15日、予備招集の時、体育館で地震を体験したからだ。ウ・ビョンゴン3年生数学教師は「生徒たちが体育館に入ることが恐ろしいと話していた」と話した。この日、受験生はオム・ギボク教頭の指揮の下で地震が起きた場合、対処法を習った。
同じ時刻、北区の浦項高の運動場には受験生400人余りが集まった。一部の生徒は実際の試験場より予備試験場により大きな関心を見せた。試験当日午前8時10分前に強震が発生する場合、生徒たちはバスに乗って予備試験場に移動しなければならない。親は子供が試験をまともに受けることができるかどうか心配している。浦項ユソン女子高に在学中である娘がいるチョン・ウンギョンさんは「試験当日、地震が起きないことを願うだけだ。心理的にどれほど動揺するだろうか」と話した。
教師たちは予備招集が終わった生徒に最後の応援のメッセージを伝えた。担任教師らは各クラスの生徒たちを呼んで受験票を配りながら肩をたたいた。浦項高3年4組の担任ト・ヒャンスク先生は「地震も堂々と勝ち抜いただけに生徒たちが確かに良い結果を出すと信じている」と話した。