<崔順実ゲート>「私に罪はない」 崔順実被告が急変
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 13:58
裁判に出てきた崔順実(チェ・スンシル)被告(60)の態度は検察に出頭した当時(10月31日)とは180度違った。当時、崔被告は「死んで詫びる罪を犯した」と述べ、検察の調査室に歩いていった。
崔被告は自分の容疑をすべて否認した。ソウル中央地裁大法廷で19日午後2時10分から開かれた初公判で、崔被告側のイ・キョンジェ弁護士は「安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官および朴槿恵(パク・クネ)大統領と犯行を共謀した事実はない」と述べた。
崔被告が2人と企業に対してミル・Kスポーツ財団の資金774億ウォン(約77億円)を出すよう強要したり、企業の人事などに関与(職権乱用)したことはないという主張だ。ポスコ系列広告会社ポレカを強奪しようとした容疑(強要未遂)、側近にコンピューターを廃棄するよう指示した容疑(証拠隠滅教唆)も認めなかった。崔被告は11件の容疑で起訴された。