安倍首相出席の懇談会で「大東亜戦争」と表現した麻生副総理
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.18 16:00
麻生太郎副総理兼財務相が17日、安倍晋三首相が出席した公式行事で、過去に日本が起こした太平洋戦争を「大東亜戦争」と表現したと、東京の外交筋が18日伝えた。
外交筋によると、麻生副総理は前日晩、首相公邸で開かれた行事に出席した。安倍首相が自衛隊の幹部を招待して開いた懇親会だった。安倍首相と河野太郎防衛相のあいさつに続き、麻生副総理が乾杯のあいさつを述べた。
麻生副総理は自衛隊指揮官を育成する現在の防衛大学設立に寄与した人物に言及した。そして「日本が戦争で不必要な被害を受けた最大の理由は陸軍と海軍の間の意思疎通不足だった。それで(陸・海・空を統合して教育する)防衛大学が設立された」「陸・海・空が同じ釜の飯を食うのが重要だが、今日このように一緒に乾杯ができて本当にうれしく思う」などと語った。さらに「大東亜戦争が始まる前、駐英大使の吉田茂(元首相で麻生財務省の祖父)を武官としてもてなした人がいた」と述べ、「大東亜戦争」との表現が登場したという。