台湾に生息していた猛毒ウミヘビ、海水温度の上昇で釜山に出現
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.27 14:42
1/2
済州で捕獲されたエラブウミヘビ。(写真提供=国立海洋生物資源館)
江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)にある江原大師範大4階のパク・テシク(科学教育)教授研究室には大きな水槽がある。この水槽の中には全長1メートルを越える大きな蛇一匹がいる。
「エラブウミヘビ」と呼ばれるウミヘビで、2015年8月に済州島(チェジュド)の沖合で捕獲された。コブラ科に属する猛毒性のヘビで、当時韓半島(朝鮮半島)で初めて発見された。パク教授は遺伝子分析を通じてこのヘビが亜熱帯気候である台湾や日本の琉球諸島に主に棲息するエラブウミヘビであることを突き止めた。2015年以降、昨年末まで12匹が韓国内で捕獲されたが、すべてこれらの地域からやってきた。