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【コラム】サムギョプサル理論=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.18 13:06
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サムギョプサル(豚バラ肉)がおいしい。脂身だけだったり肉だけの部位よりも変化のある味と食感を与える。そういえば牛肉もサシが入っている方が好まれる。最近は一歩進んでオギョプサルであることを掲げる商品もある。肉と脂身の層がもっと多いことを誇る。

文化芸術界で働いているので韓国文化の特徴は何かという議論を時々することがある。最近では韓流と関連し「韓国文化のどんな点がこうした現象を可能にするのか?」という質問が出てくる。ある私席でこの話をしていたところ、ある友達が多少笑いを混ぜながら出したのが「サムギョプサル理論」だ。

 
韓国は歴史が長いが、これまで積もってきた文化の層は多様だ。いちばん下には巫俗信仰に関連した文化がある。アジアの広い地域の人々と共有する土俗文化だ。その上に仏教が韓半島(朝鮮半島)に入ってきて1000年間の厚い文化の層を残した。その次は儒教文化。宗教的な力は仏教に満たないが、いまだ韓国の日常生活の根幹をなす文化だ。そして一世紀あるいは二世紀にわたり流入した西洋の文物。朝鮮王朝の没落と日本の植民支配、韓国戦争(朝鮮戦争)、南北分断とその後の激変を招き、また、この激変とともに深々と韓国の生活に根を下ろした文物だ。

重要なのは上に数え上げた文化の層のうちどれかひとつも消滅しないでいまだに作用しているという点だ。韓国に暮らす普通の人々はこのような文化の層を意識的・無意識的に消化して生きている。この層が互いに分裂し争えば私たちをくたびれさせるが、影響と刺激をやりとりすれば新しい想像力とアイデアの源泉になれるということだ。

受難曲を書いたことがある。題名は「イエス・キリストの受難」。この曲を聞いたドイツの友達の勧めでドイツ語訳編を作り演奏した時の話だ。彼がプログラム小冊子に作曲家紹介をこのように書いた。「彼の頭はキリスト教、彼の体の半分はシューベルト、もう半分はシャーマンだ」。すなわちサムギョプサルという話だ。受難曲を書いたので頭がキリスト教という言葉は正しく、またシューベルトが好きで作曲家になったのでその話も間違っていない。ところがシャーマンという言葉は多少不思議だった。

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