李明博大統領「北核グランドバーゲン推進」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.22 10:26
ニューヨークを訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領は21日(以下現地時間)、「北核問題を根本的に解く統合された接近法が出なければならない」とし「6カ国協議を通じて北核プログラムの核心部分を廃棄し、同時に北朝鮮に確かな安全保障を提供して、国際支援を本格化する一括妥結、すなわちグランドバーゲン(Grand Bargain)を推進しなければならない」と述べた。
李大統領はこの日、米国外交協会(CFR)ニューヨーク本部で行った演説で「今まで対話と緊張状態、また進展・後退・遅延を繰り返してきた過去のパターンから脱却しなければならない」と明らかにした。李大統領は「北核の完全な廃棄という本質的問題を除いたまま核凍結に妥協し、見返りを与え、北朝鮮がまたこれを破って原点に回帰するという過去20年の前轍を踏んではいけない」と強調した。