LNG運搬船発注集中したが…韓国の造船業、下半期は壮語できない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.24 08:29
韓国造船大手3社が上半期に世界の液化天然ガス(LNG)運搬船受注戦で好実績を記録したが下半期は壮語できないという見通しが出ている。船種集中現象と中小造船所の没落により全般的な競争力低下が懸念されるためだ。
英国の造船海運分析会社クラークソンリサーチが23日に出した分析資料によると、韓国の造船業界は先月だけで世界の船舶発注量106万CGT(標準貨物船換算トン数・34隻)のうち64万CGT(16隻)を受注した。60%に相当するシェアで、27万CGT(8隻)の受注にとどまった中国を引き離し1位に上がった。1~5月に韓国の造船業界は72億6000万ドル相当の新規受注を記録した。世界の発注量の26.5%に達する。