【グローバルアイ】「米国優先主義」ドクトリンに不安な韓米FTA
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.23 13:58
トランプ大統領が19日に行った国連総会での演説の中には、北朝鮮に対する「完全な破壊」ほど意味深長な部分があった。「私は常に米国の利益を最優先にする」という米国優先主義(アメリカ・ファースト)ドクトリンの発表だった。CNNは「世界の首脳が集まった国連総会の場でこのように露骨な演説をした米国大統領はいなかった」とし「グローバルトランピズム」と命名した。
しかし今回の宣言は毎朝ツイッターに載せる140字メッセージとは違う。ホワイトハウスは演説の直後「アメリカ・ファースト外交政策」と題した公式資料を配った。アメリカ・ファースト政策は(1)米国は他のすべての主権国と同じく自国の市民、自国の価値と懸念を最優先とし(2)理念ではなく結果に基づき(3)米国は国際社会のリーダーではあるが、各国はテロとの戦争、北朝鮮・イランの脅威に対して自国の役割に寄与しなければいけない--というのが骨子だ。