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【コラム】韓国の外交には今が機会だ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.20 13:26
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強要された不乱は実際に危機が迫ればすぐに崩れる。エリート官僚の献身は合意した政策を自身の政策として受け止める場合に可能だ。討論らしい討論なしには不可能なことだ。一方的に指示し、それに機械的に従う今のような風土で真の忠誠は期待しにくい。

韓国の外交問題に対する最大の責任は当然、討論のない意思決定構造を作った大統領自身にある。国務会議で、青瓦台首席秘書官会議で、外交安保部処長官会議で、国家安全保障会議(NSC)で討論らしい討論、まともな討論が一度でもあっただろうか。上の人は討論を口実にして一方的に指示し、下の人は熱心に書き取っただけだ。エリート官僚が自負心と自尊感を持って討論に積極的に参加し、これを通じて他人の政策でなく自分たちの政策が作られる時、対外政策はもちろん、他の政策も安定して生命力を持つことができる。

 
1カ月後にトランプ氏が第45代米国大統領に就任すれば、外交環境の一大地殻変動が予想される。米国と中国の間で韓国の選択はさらに難しくなる可能性が高い。北朝鮮の核問題に対するトランプ氏の対応は予測できない。「一つの中国」政策までも交渉カードとして触れるトランプ氏が在韓米軍を交渉カードに活用しないという保証はない。ロシアまでが新たな変数として登場した。国際政治・経済のパラダイム自体が変わるかもしれない。韓国の外交が解くべき方程式は今よりはるかに複雑になるだろう。

朴槿恵大統領が国政から手を引いたが、今はむしろ韓国の外交にはチャンスかもしれない。朴大統領の干渉を気にする必要がないうえ、歴訪外交の過重な負担から脱している過渡期的な状況が、韓国の外交の活路を探索する貴重な時間となる可能性がある。イスラエルの人たちのように隔意なく討論し、韓国の外交エリートが持つすべての知恵を集めることができればだ。

ペ・ミョンボク論説委員/巡回特派員


【コラム】韓国の外交には今が機会だ(1)

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